季節の変わり目や体調を崩していると
肌が荒れたり、乾燥して肌がヒリヒリする方がすごく増えていますが
皆さんは大丈夫ですか?
見た目も赤くなったり、皮が剥けてガサガサしているのが目立つし、なんといっても肌の不快感も気になりますよね。
実は、この肌荒れ・肌トラブル、自力で綺麗にするやり方があるんです。
私の生徒さんで肌荒れを繰り返していた方から
「まどか先生のやり方で、ついにニキビが出なくなった!」
「小さい頃から繰り返していた肌荒れが出なくなった!」
と嬉しいご感想をいただいています。
プロ向けのエステ講師もしてきた私が、肌荒れ・肌トラブルの対処法をわかりやすく解説しますので、是非飛ばさずに最後までご覧ください。
ほとんどコストがかからず、誰でもおうちで出来るやり方なので、皆さん取り入れやすいと思います!
Contents
間違った肌荒れ対策
まず、最初に皆さんにしておかないといけない話があります。
この24年美容業界で、山ほど肌荒れ・肌トラブルの相談に乗ってきましたが、化粧品でなんとかしよう!ってスタンスの方ほど、いつまで経ってもその肌トラブルが全然きれいにならないって現象をたくさん見てきました。
肌トラブルがあったときに化粧品でなんとかしようとするのが大きな間違い!
肌トラブルがあるときには化粧品での刺激やいじる刺激がダメなんです。
なぜ肌荒れ・肌トラブル時に化粧品に頼るのがなんでダメなのかというと
肌にトラブルが起きているのは、皮膚のバリア機能という肌を守る力が弱っているからです。
肌を守る力が弱っている時に、化粧品での刺激を与えると逆効果だというのはなんとなく分かりますよね。
このバリア機能は、綺麗な肌を保つ上でとても重要なものなので『バリア機能理論』で 知ってもらいたいポイントを3つお伝えしますね。
肌に対する根本的な知識がないと
肌荒れ時になぜ化粧品等で色々やるのがよくないのか分からず、化粧品を使おうとしてしまう・・ それが非常に危ないので
まず初めに肌のバリア機能理論の3つのポイントからお伝えします。
ポイント1角質と皮脂のコンディションが悪い
肌を守る力は、皮膚の1番上の角質がしっかりしていることと油の膜である皮脂に肌が覆われていることで成り立ちます。
ですが、
●日頃のスキンケアのやり方が強くて肌に負担をかけているとか
●強いクレンジングや洗顔料などで洗いすぎていると
角質が傷ついたり必要な皮脂までも奪われてしまうので、肌のコンディションが悪くなってしまい、肌荒れ・肌トラブルになってしまいます。
「肌を強く触ると良くないのは知っているから、優しく触っているよ」という方もいらっしゃると思いますが、実際私がスキンケアを教えてきた方は100%私より強い力で肌を触っていました。
「肌を優しく扱う」というのは、思っている以上に優しく刺激を与えないことが大切です。
また、食事が乱れている人も角質と皮脂のコンディションが良くないです。
例えば、タンパク質の摂取量が少ない人や油抜きをしていると角質や皮脂が作られる原料がないので、肌コンディションが悪くなります。
ポイント2 肌のpH値が揺らいでいる
pH値とは、皮脂膜のバランスを示す値のことで、ビオレのCMなどで弱酸性がいいと聞いたことがあると思います。
皮脂膜のpH値は4.5~6.0の弱酸性に保たれていると、バリア機能がはたらきやすく、肌を健やかな状態にキープできます。
これが乱れると、本来肌にいた常在菌が悪さをして肌トラブルに原因になってしまいます。
例えばニキビができるアクネ菌もそうで、元々は皮膚にいる常在菌ですが、過剰に増えてしまって悪さをしてニキビが増えるわけです。
ちなみに元々人間の肌は自力でpH値を弱酸性に戻すアルカリ中和機能というものがあります。
しかし、肌が脆くなっているときにアルカリが強いしっかり落ちる系の洗顔料などを使うと、アルカリから弱酸性に戻す力が弱くなるので、肌が乾燥し角質が脆くなることが考えられます。
ポイント3 自分で肌のバリア機能を壊している
ここまでも触れてきた
●肌に適さないしっかり落ちる系の洗顔料
●優しく触っているつもりでも肌を強く触ってしまっている刺激
●スクラブやピーリングのしすぎ
●マッサージ
●コットンやタオルでしっかり拭き取ろうとする
●洗顔ブラシ
●肌荒れやニキビが気になるからと気にしていじってしまう
こういったことで肌のバリア機能に負担をかけることになってしまいがちです。
良かれと思ってやっていたことが、肌荒れの原因になっていることもあるんですね。
だから私は
肌を綺麗にするためには知識とやり方が大事だ!
と24年ずっと言い続けています。
肌荒れ・肌トラブル対策
肌荒れ・肌トラブルに関係しているバリア機能のことを知った上で、ここからはやっちゃいけないNGなことと、むしろやったほうがいいことをお話ししていきます。
NGなこと
・優しく触っているつもりでも肌を強く触る
・スクラブやピーリングのしすぎ
・自己流のマッサージ
・コットンやタオルでしっかり拭き取ろうとする
・洗顔ブラシ
・肌荒れやニキビが気になるからと気にしていじってしまう
というのは上記でもお伝えしたとおりです。
より詳しくNGなことを解説していきますと
・肌に適さないしっかり落ちる系の洗顔料
肌が元々ベタつきやすければ、しっかり落ちる系を使ってもダメージが少ないと考えられますが、 肌荒れ・肌トラブルが起こりやすいのに、肌がつっぱるほどの洗顔料で洗うとか、スクラブが入っている洗顔料を使うのは向いていないと言えます。
・違和感があるのに化粧品を使う
例えば、いつも使っている化粧水だけどちょっとピリッとした クレンジングが染みたというような違和感があったら、しばらくお休みしましょう。
それだけでも肌の不調が減る方もいるぐらいなのですが
「今まで使ってたし大丈夫か!」とか
よくエステティシャンや美容部員さんがいう
「好転反応」を鵜呑みにしちゃうと
どんどん肌トラブルが出るケースは実在します。
それが有名な美白化粧品で白斑になってしまったトラブルです。
白斑とは肌の色素が抜けて白くなっちゃうことですが、白斑じゃなくてもアレルギー反応が出るようになって治療が必要になってしまったというケースもあります。
・食べ物を肌に塗ろうとする
「食べれるものなら、肌に塗っても大丈夫でしょ!」と思うかも知れませんが
実際は食べれるから安心というわけではありません。
食べ物のエキスが入っている化粧品の場合だと肌に塗っても大丈夫な加工をしているから安全ですが、食べ物を直で肌に塗ると逆に肌荒れを引き起こすケースが案外多いです。
・肌荒れ・肌トラブルがあるからと新しい化粧品に切り替えること
「今まで使ってたのが良くないから新しい化粧品に切り替えたほうがいいのかな?」って考えるかもしれないですが、これはNG
肌のバリア機能がボロボロの時だと、今までとは違った成分で肌にオーバーな反応が出る可能性があるからです。
やったほうがいいこと
1:メイクを極力しない
トータルで考えて肌の負担になるからです。
ファンデーションを塗る時の肌に伸ばす工程自体も負担になるし ファンデーションを塗ったらクレンジングが必要になります。
またそこで肌を擦ることになるし 何かで落としたら、化粧水とかクリームを使うことになりますよね。
肌荒れ・肌トラブルが起こっているときは極力何もしない。が鉄則です。
それでも肌が乾燥して気になる、何か塗りたいってことでしたら
2ワセリンを使う
ワセリンは肌荒れしている時の救世主!
ワセリンは鉱物油と言ってミネラルオイルで作られていますが、 精製度が高く、肌を刺激する原因となる物質も極力排除されています。
なので、ワセリンの成分自体が、皮膚炎の原因となる可能性は低いと考えられます。
また、500円ぐらいで買えるのでコスパがいいと言えます。
ワセリンの役割は、肌の表面に油の膜を作ること。
それにより、外部の刺激から肌を守り、傷ついた肌から水分が逃げるのを防いでくれます。
ただワセリンそのものに何かスペシャルな効能効果があるというよりは、あくまで『肌を守る』の役割として使うという風に思ってください。
ここまでみて、
やったほうがいいことよりもやめたほうがいいことの方が遥かに多かったですよね?
繰り返しになりますが、肌荒れ・肌トラブルが起こっている時にはできるだけ何もしないってスタンスでいてくださいね。
ただ、どんなにスキンケアを気をつけたとしても、次に話す項目に当てはまる方は、スキンケアだけでは肌荒れ対策が落ち着きませんし、結構多くの方が当てはまっていると思います。
肌荒れ対策インナーケアと予防
それが何かというと、体質の不調です。
皆さんはこんなことに当てはまりませんか?
・疲れやすい
・すぐかぜを引いてしまう
・花粉などのアレルギーがある
・いつも寝不足
・食事のバランスが乱れがち
・お米とか糖質をカットしている
これらに当てはまる人のことを予防医学の考え方で「気虚」と言い、免疫力がダウンしてしまっています。
最初に肌荒れ・肌トラブルの原因はバリア機能の低下だと説明しましたが、それもある意味肌を守る力がない免疫力のダウンと言えます。
予防医学において、肌は内臓の鏡という言葉がありますが 体質のコンディションが肌にモロでるよというイメージです。
つまり肌の不調は体調の悪さもきっかけになっているということです。
体調の不調がある状態ですと、どんなにスキンケアをしても またすぐぶり返す可能性があるということです。
今の肌荒れをちゃんと中からよくするためにも、これから先でないようにする予防のためにも 体質を整えるインナーケアや体質改善が必要だということもぜひ知ってください。
具体的にやった方がいいこと3つ!
1:23時までに寝る
夜寝ている間に傷んだ部分が修復できるのに、その貴重な時間に夜更かしをしていたら勿体無い!
しかも寝るだけで修復してくれるなんて無料なので、やらないと損です!
2 お米を抜かずに食べる
お米などの糖質って大切なエネルギー源です。
薬膳の考え方では、気を補ってくれるパワーフード!
先ほどお話しした気虚体質の人にはピッタリです。
食べすぎると余ったエネルギーが脂肪に蓄えられてしまいますが、気虚体質でエネルギーが必要なのに摂っていないと、いつまで経ってもエネルギーが不足して免疫力がつくどころの話じゃなくなります。
肌のためにもお米は摂りましょう。
ちなみにわたしは毎日絶対お米を食べています。
3辛いもの・脂っこいもの・スイーツは控える
肌に炎症が起こっている時には、炎症を促進させる食べ物は控えるのがベター
薬膳の考え方で辛いものは冷え性さんにはいいけど、肌荒れで炎症を起こしている人には強すぎます。
脂っこいお肉や揚げ物、スイーツの中に含まれる油分も肌荒れをしている時には負担になるので控えるのがおすすめです。
「え、そんなことでよくなるの?」と思われたかもしれないですが、知っているのと実践しているのとでは雲泥の差です。
知ってはいたけど、何もしてなくて、毎日ぐったりして肌の調子が悪かった体質改善の生徒さんに実践してもらったところ 「みるみる体調が良くなって家族も驚いています!」とご報告をくださいました。
それぐらい体から整えることは大切なことで、この積み重ねが数ヶ月・数年後の肌にとっても左右しますのでぜひ取り入れてみてください!
まとめ
もしかしたら、今回NGの内容でそれやっちゃっていたというものもあったかもしれませんし、やるといいよって勧められた内容もあったかもしれません。
もちろん私はその全てを否定するつもりはないです。
ただ、長く美容業界にいるからこそ、最後に皆さんにお伝えしたいことがあります。
それは、美容や健康に絡む情報を探すときにネットや誰かの情報を鵜呑みにしないということ。
今の時代、誰でも気軽に発信できるからこそ、趣味の延長でやって楽しんでいる方やアフィリエイトで売るためにやっている方などいろんな方がいますよね。
でも誰かがやってよかったことって、必ず自分に当てはまるとは言えません。
なぜなら、その人肌質も体質も違うし、食べているものや生活スタイルなども違うので 誰かがやってよかったことで誰もが必ずきれいになるとは言えないのです。
情報を探すなら、その発信している人のキャリア・知識の裏付け・実際の症例などがあるのかどうかのフィルターに通して情報をキャッチするようにお勧めします。
また、自分のかかりつけのプロと繋がっておくことも重要だと思います!
それこそわたしは24年一生懸命勉強してきた情報を使って皆さんに役立つ情報をお伝えしていきたいと思ってこうやって発信していますが、皆さんの肌状態をわたしが目で見たわけでも直接お話を聞いたわけでもないので、もっとピンポイントで必要なことは直接レクチャーできる講座やカウンセリングで対応をして、皆さんにきれいになってもらっています。
肌をきれいにするには情報を見極めることが大切だ!ということを知っていただきたく、お話ししました。
長年化粧品やエステに関わり色んなタイプの肌を見てきたので、タイプごとに体質を整える必要性を知ってもらいたくて、様々な情報をご紹介しています。
良かれと思って自己流で取り入れたスキンケアで、逆に皆さんの肌が傷む事がないよう、あなたの肌状態に合わせて上手に取り入れて、無駄な時間やお金を浪費することなく、肌の中からきれいになってくださいね!
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